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年賀状シーズン真っ只中、うちのbrotherのプリンターが壊れてしまいました。
プリンターに2万も払っていられない
写真を印刷したら、「何十年経ったの?」と思うような色褪せ方をしたものが出てきて、何枚刷っても同じだったので、これは寿命かなと思い、買い替えを決意しました。
社会人なりたての頃でお金がなかったので、比較的安く売られているbrotherにしたのですが、給紙がうまくいかないことがよくあり、不満を持っていました。特に、L判写真用紙とか葉書とか、よくプリントする用紙に限ってよく起こったので、次はEPSONかCanonの大手2社どちらかにしようと考えていました。
そして、どうせなら(ボーナスも入ったし)、写真もきれいに印刷できる上位モデルを買おうと思ったのですが、CanonにしろEPSONにしろ、最新の上位モデルは2万を超えてしまうのです。
前述と矛盾してしまいますが、僕はプリンターを使うのはだいたい年賀状印刷のときぐらいで、写真の印刷も友人に渡すときぐらいしかしないので、実は使用頻度はそんなに高くありません。どちらかといえば書類の印刷が主で、画質を求めるようなものでもありません。カメラマニアでなければだいたい皆さんそんな感じではないでしょうか。ただ、結婚式に呼ばれることも多くなったので、自分だけで楽しむならともかく、知人に写真を渡すことも考えると、それなりの画質も求めなくてはなりません。
ということで、そんなに使用頻度の高くないプリンターにそんなにお金を払うわけにもいかないので、今回は型落ち品、つまり、昨年度のモデルを狙ってみました。
理由は、大した違いもないのに、約8000円も費用を抑えることができるからです。
EPSONの最新モデルと旧モデルの比較
今回購入したのは、EPSONの旧製品EP-808。現行モデルであり、Colorio上位モデル「EP-879」の前身です。
現行品、EP-879Aと何が違うのか、よく比較してみました。詳しい比較は、こちらのサイトがまとめてあるので、ご参照ください。
よりコンパクトに…?
僕が購入したEP-808Aのサイズは、390×341×高さ141mm。対して、最新機種EP-879Aは349×340×高さ142mm。
確かに40mmほど奥行きが減りましたが、果たしてそこまで感激するレベルでしょうか…?
コンパクトになればなるほど、確かに部屋のスペースに余裕はできるものの、およそ4cmの違いで何か生活に大きな変化が訪れるでしょうか?ほとんどの人にとっては、大した差ではないでしょう。これに8000円もの費用を足せるかいえばNOでしょう。
ただでさえ、僕の使っていたbrotherは幅をとっていたので、EP-808でも十分満足のいくコンパクト度でした。
より鮮やかに…?
EP-879になって、使用インクが刷新されました。これにより、緑の表現力がさらに進化したとのこと。
しかし、ただでさえ割高なEPSONインク。新インクということで、互換インクが充実していないこともあり、しばらくEP-879のインクにかかる費用は馬鹿にならないでしょう。
一方、EP-808シリーズに使える互換インクが充実しているので、この年賀状シーズンのコストを大幅に抑えることができるでしょう。
注:互換インクを使用すると、メーカー保証は使えなくなります。
廃インクタンクは必要?
EP-879になって最も大きな変化がこの廃インクタンク。
通常、プリンターというのは、ヘッドクリーニングを行ったことによる余分なインクが溜まり、それが印刷のかすれなどにつながりのですが、これが満タンになると、メーカーに修理する以外の選択肢がありません。
ただ、修理するならいっそのこと買い替えるという方が多いのが現状。そのような負担をなくすべく、EP-879には取り替え可能な廃タンクが搭載されました。満タンになっても、廃インクタンクを交換すれば使い続けることができる、ロングユーザーには嬉しい機能です。交換費用もたった1000円前後。
しかし、このタンクが満タンになるのはヘビーユーザーでない限りそうそうありません。ですから、タンクが満タンになるころには、より高機能なモデルが登場しているでしょう。だいたいの方は、タンクを換えるよりも新しい機種を買うのではないでしょうか。
今のプリンター市場は飽和状態
いかがだったでしょうか。よくよく見てみると、現行品と型落ち品には、実はそんなに大した違いはないのです。つまり、プリンター市場も、スマホ連携など機能を追加してきたものの、飽和状態を迎えている現状にあります。僕が購入した12月12日時点であれば、価格.comの最安価格によると、最新機種EP-879は22493円に対し、EP-808は12950円。ですから、わざわざ最新機種を買わなくても、型落ち品で十分満足できる写真や年賀状が印刷できるのです。
もちろん、上位機種を狙わないのであれば、もっと安くプリンターを購入することができるでしょう。
ただでさえ出費がかさむ年末。究極を求めないのであれば、プリンターだけでも節約してみませんか?
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