IK Multimediaより、I/Oにもなるマイクロアンプ「iRig Nano Amp」が登場!

楽器

これで音作りの場所を選びません。

本日も創音においでいただき、ありがとうございます。
On-Suke(0n_Suke)です。

スマホをサウンドデバイス化するiRigシリーズやソフトウェアAmpliTubeで有名なIK Multimediaから、また画期的な製品が登場しました。
手のひらサイズのマイクロアンプでありながら、iOSデバイス対応のオーディオインターフェースにもなる、iRig Nano Ampです。

超コンパクトなポータブルアンプ

iRig Nano Ampは、3W出力のポータブルアンプです。単三電池3本によるバッテリー駆動で、サイズは159 mm × 89 mm × 45 mmで、iPhoneを少し大きくしたくらいのコンパクトなサイズです。バッグに入れても全く邪魔になりません。

iRig Nano AmpはAMPモードDEVICEモードの2モードを備えており、AMPモードではこれだけ小さいながらもNORMAL/BRIGHTの2出力を備えており、GAINのつまみによって、きらびやかなクリーントーンからブリティッシュなオーバードライブサウンドまで多彩な音色を出すことができます。

さらに、背面にはキックスタンドがついていて、これでアンプの設置角度を調節することができます。コンパクトながら本格的ですね。

ヘッドフォン端子もついているので、深夜練にも対応します。さらに特徴的なのが、1/4端子のキャビネット・アウトプットがついていること。最大4×12インチの外部スピーカー・キャビネットを接続、駆動が可能となります。より大音量で本格的なサウンドを楽しむこともできるということですね。ポータブルアンプにはなかなか見られない機能です。
いや、3Wの出力をそんなでかいキャビにつないだって…とお思いかもしれませんが、この真価は次のDEVICEモードで発揮されます。

DEVICEモードで無限の可能性を。

iRig Nano Ampで最も画期的なのが、この小さなアンプがiOSデバイス対応のオーディオインターフェースにもなること。今までiRigシリーズで多くのスマホ連携製品を世に送り出してきたIK Multimediaですが、それらと一線を画すでしょう。なぜなら、iPhoneやiPad上で動作するアプリ「AmpliTube」で作った音を、そのままiRig Nano Ampで鳴らすことができるのですから。

iRig nano ampとiOSデバイスを接続するケーブルは同梱されています。

AmpliTubeはギター・ベース用のエフェクト&アンプアプリで、iOSデバイス上で高品質なモデリングアンプやエフェクトを使い、サウンドを構築することができます。FenderやOrangeといったメーカー公認のアンプが多く揃っているので(一部課金の必要があります)、手軽に憧れのサウンドを手にすることができます。

DEVICEモードだと、iRig Nano Amp内の回路はバイパスされるので、このAmpliTube上で作った音そのままをアンプで再生することができます。もちろん、AmpliTubeのレコーディング機能を使って録音もできます。

そして忘れてならないのが、このマイクロアンプには1/4端子のキャビネット・アウトプットがついていること。そう、AmpliTubeで作った高品質なサウンドを、キャビネットに接続すれば大音量で鳴らすことができるのです。変な話、JC-120のリターンにつないでやればライブにも使えるのですよ。別売のiRig BlueBoardを使えば、音の切り替えも行えますので、決して無理な話ではありません。

アンプそのものよりも拡張性の高さが魅力

いかがだったでしょうか。ポータブルアンプなんて今の世の中には数え切れないほど出回っていますが、I/Oにもなるというのは今まで考えられなかった、画期的なアイデアでしょう。価格も7000円しないほどのお手頃な価格。自宅でも外出先でも使えるならば、下手に5Wや10Wの自宅用アンプを買うよりもお得ではないでしょうか。

 

 

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