見落としていた宝石を、やっと拾いました。
本日も創音においでいただき、ありがとうございます。
On-Suke(0n_Suke)です。
Apple Musicには、自分の持っている楽曲をもとにおすすめのアーティストやプレイリストを表示してくれる機能があることはご存知だと思いますが、残念ながらそれで示されるバンドは、自分にとってそこまでハマるほどでもないことが多いです。
それバンドなの?ドラムいらなくない?と思うほどに打ち込みを多用したビートだったり、フワッフワした女性のような声で歌う男性ボーカルだったり、これでもかというくらい音の情報を詰め込んで、最後までカチャカチャ忙しいだけだったり…。人の好みはそれぞれだと思いますし、今のシーンで支持されているのも事実なのでしょうが、僕個人としてはなかなか馴染めません。
そこで、主に使用しているのは「同じタイプのアーティスト」という欄。アーティストページの最下部に表示されるのものですが、自分の好きなバンドと共通する部分があるアーティストが必ず載っているので、この機能は大変重宝しています。
例えば、僕は「bohemianvoodoo」というジャズバンドが好きなのですが、このバンドの「同じタイプのアーティスト」で「toconoma」というバンドに出会うことができました。
話が逸れましたが、今回はその「同じタイプのアーティスト」機能を使って最近出会った「SUPER BEAVER」というバンドについてご紹介したいと思います。
SUPER BEAVER
SUPER BEAVERは、2005年に東京都で結成された4人組のロックバンド。この前紹介したハルカミライ同様、ボーカルはピンボに専念しています。
Apple Musicには昔のアルバムしか配信されていないのですが、映画「ソラニン」で劇中に登場していたバンド・ロッチの演奏曲「ささやかな」を提供したバンドでもあります。アジカンばかりフォーカスされていたから全く知らんかった…。
アニメ「NARUTO」のオープニング・エンディングテーマを含め、今まで多くのタイアップを手がけており、2019年1月時点での最新タイアップはドラマ「僕らは奇跡でできている」の主題歌となっています。
さらには2018年に初の武道館ライブを成功させるなど、それはもう高い実力を持っているバンドなのです。
MVを見漁って気づいたのですが、実は僕も過去に「らしさ」という曲を聴いたがありました。
この時期は、ひたすらa flood of circleとかのがっつりロックを聴いていたのであまり響かなかったのだと思いますが、歳をとってから改めて聴いたら、もう一瞬でどハマりしてしまいました。約4年を経て気づいた、SUPER BEAVERの魅力を紹介していきたいと思います。
ビブラートが心地良いボーカルの声
今までのMVでもおわかりだと思いますが、ボーカルの渋谷さんの声は、終わりの方に細かく揺れるビブラートがあります。これが本当に聴いていて心地良い。ピンボで売っているだけあって、抜群の歌唱力です。
バンプやラッドを聴いてきた世代なら絶対好きであろう、ちょっとのっぺりとした声色もまたGOOD。
SUPER BEAVERの曲はバックが盛大に鳴っているものが多いのですが、それに渋谷さんの声が乗ると、どこかセンチメンタルな気持ちになります。熱く歌っていながら、どこか影を落としているような歌声で、どんな曲にも夕焼けが見えてくるんですよ。伝わらないかなあこれ(笑)
ボーカルは、言うならば「バンドの顔」。ボーカルが良い時点で、SUPER BEAVERが人気であることはだいたい証明されるでしょう。
技巧が凝らされたベース
もう1つは、ベース。
僕が敬愛するベーシストに、ストレイテナーの日向秀和さんがいますが、日向さんに通じるようなエフェクトをがっつり通したベースサウンドを聴くことが出来ます。
つまり、聴いていて飽きないんですよね。「お、今回はここでこう来たか!」といったような驚きを、1つ1つの楽曲で体験することができるから。
僕の個人的な考えですが、Orangeのベースアンプを使っている人って、結構音を派手にするプレイヤーが多い気がします。the band apartの原さんもOrangeだし…。元々のアンプの音がゴリゴリ系だからですかね。
イケメン。
最後は、顔。
「音関係ないやないかーい!」と言われそうですが、バンドが売れるためには見た目の雰囲気ってかなり重要な要素だと思うんですよね。
僕は良い音楽を奏でるのであれば見た目がどんなにみすぼらしくても構わない人ですが、なんだかんだ初めてみるバンドについては、大体CDジャケットやMVのサムネイル で聴いてみようかどうか判断しています。
口にピアスをつけているような人が写っている曲は、「絶対合わないなー」って喰わず嫌いならぬ「聴かず嫌い」をしてしまいます。そう言う面では、みんな良いバランスで若者にウケそうな見た目ですね。大衆といえど、音楽のメインストリームは若年世代が作りますから結構大事。
聴き漁ります。
いかがでしたか。
僕自身、Apple Musicで配信されていない最近の楽曲はシングルくらいしか知らないので、これからアルバムをどんどん聴いてSUPER BEAVERの虜になっていきたいと思います。
しばらく聴き込んだら、5曲シリーズでも紹介したい!
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