金沢旅行で訪れた、おすすめの場所。(グルメ編)

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旅行の費用を計算したら、3ヶ月くらい節制する必要があることがわかりました。

本日も創音においでいただき、ありがとうございます。
On-Suke(0n_Suke)です。

先日、2泊3日で金沢へ旅行に行って来ました。

この前の記事では、行ってよかったと思った宿やスポットを紹介しました。
※参考:金沢旅行で訪れた、おすすめの場所。(宿・スポット編)

今回はグルメ編。お目当てのかにを始め、金沢グルメを堪能できるおすすめのお店をお伝えします。

おすすめのお店6選。

大名茶家

金沢駅から徒歩3分の割烹料理屋。今回の旅行の第一目的、かにを食べたお店です。

公式サイトより

季節ごとに石川の旬の魚介を使った期間限定の会席料理があり、この冬の時期だとかに会席ぶり会席が用意されています。金沢の高級魚であるのどぐろも、4月〜10月限定で味わうことができます。

リーズナブルな価格で、加賀づくしを堪能できる

今回頼んだのは、かに料理と加賀会席が一度に楽しめる、蟹入り加賀会席というコース(6,500円)。かにメインの蟹づくし会席(13,000円というコースもありますが、よりリーズナブルで、かにの他に加賀料理も楽しめるこちらの方がおすすめです。

焼きがにかにすきかに天ぷらかに雑炊と、とにかくかにづくし。特に、茹でて食べることが多いかにを「炭火で焼いて食べる」という体験は、なかなかできることではないでしょう。

こちらがかにを焼いている様子。透き通っていた身が、炭火によって中の水分を泡立たせながら引き締まっていく姿はまさに垂涎もの。「待て」をされている犬も、こんな風に焦れったく思っていたのでしょうか。

焼くことで水分が減る分、かに本来が持つ甘みがより強く感じられました。炭火の香ばしさともしっかりマッチしており、まさにここでしか出会えない味と言って良いでしょう。日本酒が進む進む(笑)

かに以外にも、加賀野菜の天ぷら治部煮もあるので、1回で金沢の名物のほとんどを制覇できるレベルです。あまりの満足感に、店を出た後「これから先、絶対今日のツケが来る」と、友人と自分たちの2019年の幸運を使い果たしたような後悔に見舞われました。

【大名茶家】
〒920-0852 石川県金沢市此花町7-5-1
※大名茶家のご予約はこちらから

ひら井

こちらは近江町市場の中にある、海鮮丼と割烹のお店。様々なガイドブックにも載るほどの知名度です(あとで知りました)。

食べログより

2日目のお昼は海鮮丼にすることは決定していたのですが、店は決めていなかったので近江町市場をぶらぶらしているときに目に留まったのが、このひら井。

溢れんばかりのボリューム

市場の中にあるだけあって、鮮度と味は保証されていますが、何よりすごいのはこのボリューム

様々な魚介が所狭しとどんぶりを彩っており、輝きを放っていました。サーモンに添えられた金箔が、金箔の名産地である金沢に来たという実感を一層沸き立たせますね。

僕が食べたのは少しお値段控えめの海鮮丼でしたが、友人が食べた近江町海鮮丼という丼は、これより大きいどんぶりでありながらやはり溢れんばかりの魚介が乗っていました。

さて、お味の方はといいますと、もはや飾り立てた言葉は要りますまい。うまい。

どれも水っぽくなく、それぞれの魚介本来が持っている水分や脂の具合が最高のバランスで調和していました。それであって適度な歯ごたえはあり、特にイカのぷりっぷり感は格別で、噛むたびに透き通るような甘さが広がって来ました。

のどぐろも追加できるよ

ここでは、もともと乗せられていない丼メニューにも、1切400円で金沢名物ののどぐろを追加することができます。

1切400円とはなかなかなお値段ですが、これから先金沢に行くことは滅多にないだろうからと、思い切って注文してみました(写真中央の皮目が少し炙られている切り身です)。

のどぐろの正式名称である「赤ムツ」の「ムツ」は「脂っこい」ことを指すそうですが、なるほど白身魚とは思えないほどの、とても濃厚な味でした。ですが、決してしつこさは感じない上品な脂で、いつまでも味わっていたいと結構な時間をかけて咀嚼していたのですが、比喩表現ではなく、本当に溶けて無くなってしまいました。

【ひら井 本店】
〒920-0905 金沢市上近江町29(近江町市場内)

古都美

21世紀美術館に行った際に立ち寄ったカフェ。1Fが販売店、2Fがカフェとなっています。場所も美術館のそばにあるので便利ですね。

加賀茶を使った絶品スイーツ

実は石川県はお茶の文化が濃い土地で、特に加賀の棒茶(ほうじ茶)は全国的にも有名です。古都美では、そんな加賀のほうじ茶を使ったスイーツを味わうことができます。

僕が頼んだのが、このほうじ茶ティラミス

さっぱりとした甘さと、ほんのり香るお茶の香ばしさがとても合っていて美味しかったです。ティラミスというと、味も食感もけっこうどっしりしているイメージだったのですが、ここのティラミスはその正反対にあると言っても良いでしょう。

ちなみに、テイクアウトですがほうじ茶を使ったソフトクリームを食べることもできます(カフェを利用するときは、飲み物の注文が必要です)。これもかなり美味しいらしいですよ。

【古都美】
〒920-0962 石川県金沢市広阪1-2-27 2F

かなやキッチン

かなやキッチンは、金沢駅から少し離れたところにある、ヨーロピアンダイニング。2日目の夜にお邪魔しました。

僕が訪れたのは平日だったので、お客さんはほとんどいませんでしたが、口コミによれば土日は予約をしないと入れないくらいの盛況ぶりらしいです。

ここに来た目的は、石川のブランド牛である能登牛を食べるため。「肉専門店じゃないのに、能登牛を?」と、思ったかもしれませんね。それはですね…

高級能登牛ステーキがとてもお得に食べられる

なんと、このかなやキッチンさんではA5ランクの能登牛ステーキ1580円で食べられるのです!

能登牛が食べられるお店を探すと、ブランド牛なだけあってどこも結構なお値段な店がほとんどでした。かにも食べたかったので、さすがにこれ以上の贅沢はできないと諦めかけていたときに見つけたのが、このかなやキッチンでした。

程よく残された赤身がなんとも言えぬ艶かしさを感じさせ、醤油ベースのソースがその輝きに拍車をかけます。箸で挟んだ時点でわかるほどの柔らかさで、口に入れれば肉汁から上質な甘みが染み渡り、そして溶けて無くなっていきました(2回目)。くそ、語彙の無さが悔やまれる…。

能登牛を食べている間は極度の興奮状態にあって、友人共々ほぼ無言で食べていました。うっかり写真も撮り忘れてしまいましたが、それほどの美味しさだったのです。はい。

能登牛以外にもメニューは豊富で、パリパリに焼かれたピザも絶品。チーズはちみつピザは、チーズの塩気が抜群に良く、はちみつのしつこさを見事に打ち消していました。ハーフ&ハーフができるのも◎。

公式サイトより

内装がとてもおしゃれで落ち着いた雰囲気なので、デートや女子会などにもおすすめです。

【かなやキッチン】
〒920-0054 石川県金沢市若宮2-20
※かなやキッチンのご予約はこちらから

百番屋

東茶屋街にある和菓子・雑貨販売店。

食べログより

ここには、最近雑誌に載るほど有名なソフトクリームがあるのです。それがこちら。

新金沢名物・のどぐろソフト

魚の形をしたコーンが特徴的な「のどぐろソフト」。これがフォトジェニックで人気なんだとか。僕はインスタをしていないのでよくわかりませんが…。

建物の中にはイートインコーナーがありまして、加賀ほうじ茶をサービスしていただきました。

食べ進めると、中には甘さ控えめの小豆とたっぷりのカスタードクリームが魚の身のごとくぎっしり詰まっていて、見た目に反してけっこうなボリュームがあります。

コーンも実は石川県さんのもち米を使用した「ふ焼」で、モナカとはまた違ったもっちりした食感が独特でした。見た目も味もまさに「映え」る、金沢の新名物です。

【百番屋】
〒920-0831 石川県金沢市東山1-3-5

cafe maruju

こちらも、東茶屋街にあるカフェ。うどんやそば、和菓子といった和食のお店が多く連ねる東茶屋街ではちょっと珍しいかも。

公式サイトより

カフェは建物の2階にあり、階段を上る途中に置かれているステレオなどがレトロな雰囲気を醸し出していました。内装もおしゃれでいいですね。

ここで食べたのは、金沢カレーと呼ばれるご当地カレー。金箔が散りばめられていて、「映え」にも効果的?

普通のカレーよりどろっとした食感が特徴的で、けっこうスパイシーでした。僕は一番シンプルな形のものを注文しましたが、チーズや卵、コロッケなどといった豊富な種類のトッピングを追加することも可能です。

【cafe maruju】
〒920-0831 石川県金沢市東山1-2-8

文化都市・金沢

2回に渡ってご紹介した金沢おすすめスポット、いかがだったでしょうか。

歴史に芸術、そして料理…様々な面において秀でた文化を持つ金沢に、あなたも訪れてみませんか?

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