高音質でコスパの良いイヤホンを探してきた(HP-NHR21、ATH-HR7iS編)

イヤホン・ヘッドホン

本当、東京にはなんでもありますね。

本日も創音においでいただき、ありがとうございます。
On-Suke(0n_Suke)です。

正月から関東に帰省しておりまして、実家でだらだらと過ごしていたのですが、たまにしか来られなくなった東京。今こそこの物にあふれる街でしか買えないものを買おうと思い、家電量販店に向かいました。

今回のお目当てはイヤホン。東京ならではの品揃えを活かし、1万円前後で買えるコスパの良いイヤホンを求めていくつか試聴してきました。

求めたのは、楽器の音がよくわかるイヤホン

僕が今まで使っていたのはPanasonicのNatural Fitシリーズで、これでも日常生活で聴く分には十分満足していました。ただ、休みでどこか出かけたときなど、オフのときにはもっと良い音で聴きたいと思うようになったのです。

今回僕がイヤホンに求めたのは、今僕が持っているiPhone6で使うことを想定して、できるだけ原音に忠実で、それぞれの楽器の音がよくわかること。Natural Fitは確かに聴き疲れのしないイヤホンですが、いろんな楽器の音がきちんと分離できていない部分もあって(だからこそ聴き疲れしないというメリットもあるのだと思います)、もっと一つ一つの楽器がちゃんと聴こえる分離感が欲しいなと思いました。

そこで、ヤマダ電機やビックカメラといった代表的な家電量販店に行き、これは良いと思った4機種を挙げようと思います。今回はその中から、radius製HP-NHR21とオーディオテクニカ製ATH-HR7iSを紹介します。

今回の2機種はハイレゾに対応していますが、iPhone6で使うことを想定しており、ハイレゾ音源と対応機種で試聴はしていませんのでご注意ください。

HP-NHR21

radiusのイヤホンは、今まで使ってきたことはなかったんですが、展示されていたイヤホンの見た目と色がかっこよくて、試聴してみました。

通常は赤と黒らしいのですが、ビックカメラ限定モデルで青色がありました。いかつい形と青色が絶妙にマッチしています。
これだと、品番はHP-BKS21となるそうです。BKS21にのみ、コンプライイヤーピースが付属します。よくあるシリコーン製のイヤーピースよりなんと30倍も柔らかいので、より耳にフィットします。

アコースティックギターの音がとてもよく聴こえる

さて、肝心の音ですが、一番印象的だったのはアコースティックギターの音がとても鮮明に聴こえたことです。普通だと、バンドサウンドに埋もれてしまい、ピッキングの音しか聴こえないということ、よくありませんか?しかし、NHR21で聴くと、なんとピッキング後の弦の響きまでしっかり聴こえたのです。

これでMr.ChildrenのStarting Overを聴いてみたのですが、バックにストリングス、両サイドにエレキギターの音がありながらも、アコギの音がはっきり聴こえて大変驚きました。他にも何曲か聞いてみたのですが、「あれ、この曲にもアコギあったの?」と初めて気づくような曲もありました。
これだけアコースティックなものの再現性が高いのであれば、ジャズやクラシックなどに大変合いそうな気がします。iPhoneに直挿しでこれだけの音を出せるのだから、ハイレゾにしたらと思うととてもわくわくしました。

ATH-HR7iS

お次は名家オーディオテクニカからのATH-HR7iS。

画像右側のイヤホンです。

これもビックカメラ限定モデルです。生産完了したATH-CKR7が原型のようです。シルバーと黒の組み合わせが高級感を醸し出しています。
確か税抜きで10000円を切っていました。それでいながらハイレゾ対応。この時点でとてつもないコスパの良さを感じます。マイク付きリモコンが付属しているので、スマートフォンでの通話にも対応できます。

どんな曲でも「クリア」の一言に尽きる

ATH-HR7iSで聴いてみた感想は、ジャンルを問わず、とても透明感のある音がしました。どこかの帯域が変に強調することなく、とてもフラット。悪く言えば立体感がないと言われるかもしれませんが、個人的にはNatural Fitで足りなかった高音がしっかり補完されて音像がよりはっきりわかるように感じました。

この機種で最も印象に残ったのはシンバルの音。ハットシンバルのかすれ合う音やライドシンバルの打点の違いによる音色の違いなどがよりわかりました。シンバルの音がクリアになるだけでこんなに曲の鮮明さが際立つのかと、新たな発見ができました。ドラムはいろいろなジャンルに使われるので、オールマイティに活躍できるイヤホンといえるでしょう。

ハイレゾ音源でなくても十分な実力

いかがだったでしょうか。今回はハイレゾ音源で試聴していないので真価はわかりませんが、普通の音源だけでも、特に高音がこんなに繊細に聴こえるのは正直驚きでした。

「ハイレゾじゃなきゃ意味ないんでしょ?」と思っている方もいらっしゃると思いましたが、今回の試聴で決してそんなことはないことがわかったので、これを読まれたあなたも、ぜひお店で試してみてください。僕の驚きにきっと共感していただけるでしょう。

 

 

 

コメント

  1. […] 高音質でコスパの良いイヤホンを探してきた(HP-NHR21、ATH-HR7iS編) […]

  2. […] 高音質でコスパの良いイヤホンを探してきた(HP-NHR21、ATH-HR7iS編) […]