帰ってくる場所は、聴き慣れたあのサウンド。
本日も創音においでいただき、ありがとうございます。
On-Suke(0n_Suke)です。
MAD PROFESSOR。ギタリストなら知らぬ人はいない、フィンランドのエフェクターブランド。
創音でも何度か紹介してきたONE CONTROLのエフェクター開発にも関わっているBJFEがデザインを手がけたブランドで、Sweet Honey Overdriveなどが代表機に挙げられます。
プロでも使用している方は多数おり、エフェクター界で確固たる地位を築いています。
そんなMAD PROFESSORから新たにリリースされたのは、ビンテージマーシャルを再現した、ちょっと味のあるペダルです。
Loud’n Proud
今回ご紹介する「Loud’n Proud」のモデルとなったのは、4インプット仕様のビンテージマーシャルアンプ。
実機と同じようなコントロール部分に、音色を変えるキャラクターミニスイッチとファズ/ブーストを切り替えられるミニスイッチがあります。
キャラクタースイッチは左側に倒すとタイトな低音とわずかなコンプ感のあるサウンド、右側に倒すと低音に広がりがあるダイナミックなサウンドになります。
繊細に反応するファズ
特に優秀なのは、ファズ回路。
ヴィンテージのゲルマニウムファズのように作用します。ギター本体のボリューム次第で、クリーントーンから分厚く温かみのあるあの「The・オールド」な音色までを作り出せます。
このイナたい音、痺れますね!
歪みの中でも、ファズって最もデジタルエフェクトで再現しにくいエフェクトだと思うんですよ。やっぱり、こういうアナログでしか生まれない扱いにくさがまた、ファズのもつ魅力でもあります。
プリアンプとしての用途が基本だと思いますが、個人的にはファズペダルオンリーとして使うのもありだと思いました。
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