花田系の味を並ばずに食べたいなら、有名になる前にまるはなに行こう。

LIFE

おそらく行列ができるのも時間の問題かと。

本日も創音においでいただき、ありがとうございます。 On-Suke(0n_Suke)です。

この前の3連休に、大学の同期が主催するライブを観に東京に行って来ました。

友人たちと久々の再会を喜び合い、翌日は東京に住む祖母と伯父に会いに行った後、東京の街をぶらぶらと散策。

ちょうど夜に差し掛った頃、僕は池袋におりまして、せっかくのラーメン激戦区にいるのだから、つけ麺でも食べていこうと、数年ぶりに味噌系ラーメンで名が知られる麺処花田のラーメンを食べることにしました。

が…

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いや、覚悟はしていましたよ…。当時19:00。もろに夕飯時ですもん…。

わかっちゃいたけど花田の行列マジ半端ないやん…。今日も行列だらけなら言ってえや…。

麺屋まるはな

と、どこかで聞いたような嘆きを心の中でつぶやきながら列に並んでいると、花田に隣接しているラーメン屋の店員さんが何か言っているのに気づきました。

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「麺屋まるはな、席空いております!スープや麺は花田と同じものを使っております!」

 

!?

 

食材が同じならこっちでも良くない?直感でビビッと来た僕は、花田の列を抜けてすぐさま、まるはなののれんをくぐりました。

花田の姉妹店

店員さんの話によれば、まるはなは花田の姉妹店だそうです。スープや麺が同じだということにも納得がいきます。

大きな違いは、こちらのまるはなは塩豚骨系のタンメン中心であるということ。赤味噌ラーメンもありますが、野菜が豊富に乗せられたベジタンメンがベースとなっています。

ですから、厳密に花田と全く同じというわけではありません。

厨房が花田とつながっている

写真を見ておわかりの通り、まるはなは花田にぴったりくっつくように建っています。

入り口は違いますが、実は厨房は花田とつながっているとのこと。なるほど、だから食材を共有することができるのですね。

実食

ではでは、花田系の塩豚骨がどれほどか、試していきましょう。今回頼んだのは特製つけタンメン。食券を渡してカウンターで待機です。

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椅子に座ってすぐに差し出された水。…コップ、ものすごくでかくないですか?笑

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10分ほどして出て来た特製つけタンメン。ものすごいボリューム感。

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チャーシューのインパクトがとても強いです。面積だけでなく、厚みも一般の倍以上あります。

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まず、スープはそれだけで飲むと花田と同様でかなり濃く、しょっぱくも感じるほど。しかし、豚骨特有のコクと塩のあっさり加減が上手く合わさっており、それほどしつこさを感じません。

麺もあの極太麺は健在で、この濃厚スープとよくからみます。レモン果汁は、すべてがスープに入って味が劇的に変化するのを避けて麺に途中からかけました。ほどよい具合にレモンの酸味が食欲を押し進めてくれ、最後まで美味しくいただくことができました。

具材について、特筆すべきはやはり先述したチャーシュー。ただでかいだけではなく、豚の旨味がしっかり閉じ込められ、パサつきもありませんでした

所々につけられたわずかな焦げ目が香ばしさを演出しており、スープに浸したときにもこってりした中のアクセントとして機能していました。

強いていうなら、スープに入っていた野菜類がもうすこしざく切りサイズであったらもっと良かったかな。その方が余計なスープの水分をすうことなく、ほどよく絡みながら野菜のシャキシャキ感を味わえたかもしれません。

有名になる前に一度どうぞ

花田の家系を引くだけあって、その味は太鼓判ものでした。

本家は味噌系、まるはなは塩系中心なので、どうしても味噌が食べたいんだ!という方にはおすすめできませんが、違う味の花田を楽しんでみたいという方は、今のうちにまるはなに行ってみることを強くおすすめします。

なんて言ったって花田系列ですからね。名が知れ渡るのにそんなに時間はかからないはず。行列が生まれる前に、ぜひ一度。