10万円台のテレキャスモデルなら絶対おすすめ!Crews Maniac Sound KTR TL-01の概要・外観レビュー!

楽器

アンチフェ〇ダー派はぜひご検討を。

本日も創音においでいただき、ありがとうございます。
On-Sukeです。

僕は今までGibsonのレスポールスペシャルタイプ(Japan LTD)を8年間使っていたのですが、
さすがに1本だけだとフレットの摩耗とか、アッセンブリーの不具合とかが起きるわけで、もう1本欲しいなあと約2年間くらい悶々としていました。

そこに、大学のサークルの同期から「OBライブやらない?」と鶴の声が届きまして、これを機に、しかもどうせなら思いきり性格の違うギターを買おうではないかと思い立ち、帰省中にこいつを購入したのであります。

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その名は、Crews Maniac Sound KTR TL-01。
楽器屋の老舗、MUSICLAND KEYがCrewsと提携して開発したギターです。

CrewsといえばOSシリーズなど、自社ブランドでもギター・ベースを販売している有名メーカーですね。

ちょうど10月の3連休にこいつでライブをしてきましたが、正直僕は安易にFenderを選ばないで本当によかったと思います。

本日は、とりあえずTL-01の魅力をざっくりとお伝えしたいと思います。
肝心の音については、実際の音も交えてお伝えしたいので、また後程。

 

まずは外観について。

メーカーHPによれば、使用は以下の通り。

Fingerboard : Hard Maple or Selected Rosewood 210R
Body : Ash
Pickups : Crews KTR 5D TL Classic α × 2
Nut : Non Remove Fat, Non Bleached Bone Nut
Scale : 648mm, 21F
Machine Head : Gotoh SD91
Bridge : Shinetsu Vintage TL
Controls : 1 Volume, 1 Tone, 3 pos Switch
Finish : Cloudy Lacquer Finish
Case : KEY 50th Anniv. Crews Gig CaseNeck : Hard Maple

2015年にはアルダーボディのカスタムタイプで販売されていたのですが、2016年にアッシュを用いたバージョンに生まれ変わりました。
ネックはメイプル、指板はローズウッドとメイプルの2種類があります。オーソドックスなタイプですね。
ちなみに、指板の種類でラインナップされている色も異なりますのでご注意を。

クラウディラッカーとは、簡単に言えばラッカー塗装なんだけど曇った色合いにして渋くしたよって感じの塗装です。綿密にはポリ塗装で下地を作り、その上からニトロセルロースラッカーで塗装をするみたいです。

ラッカー塗装は高級ギターとかで重宝されますが、下地から何回もの塗布・乾燥を繰り返すので、非常に手間が掛かるのですね。そこで工程の簡便化と音の両立をこのクラウディラッカーで図ったという感じでしょうか。

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一見黒にも見えますが、光を当てると、うっすらダークな紺色が見えるのがおわかりでしょうか。
もう風格すら感じる色合いですよね。

鳴りも塗装や高い精度の組み込みのおかげか、結構生鳴りするなあというのが正直な感想。前のGibsonはFaded塗装という、限りなく塗装をうす~くした個体だったので、その鳴り感には負けますが、10万円台ではなかなかのもの。

Crewsの比較のためにFenderのJapan Exclusiveシリーズのテレキャスを弾いたのですが(確か8万円くらい)、正直木が鳴りきっていない印象で、音も中身が詰まっていない、単にカラカラした感じがしました。3~4万円ほどで格段に音が良くなるなら、安いもんです。

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ブリッジはビンテージタイプの3wayサドル、裏通しとなります。まあこれもオーソドックスな形ですね。

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最近のギターではよく見かけるようになりましたが、ネック調整のためのトラスロッドのポケットがヘッド側にあります。これでわざわざネックとボディを分離しなくても調整が可能です。地味にうれしい。裏には「Key to the Rock」の刻印が。文字のデザインが好き。

正直、選んだ理由の5割が「見た目」

恥ずかしい話ですが、僕は音も重視しますけど、それと同じくらい見た目も重視しています。Crewsを選んだのはこの深い藍と白のピックガードの組み合わせがとてもクールでかっこよかったからなんですよね。見た目はどうでも良いという方も多く目にしますけど、ギターってそんなに安い買い物じゃないし、5年10年使っていくなら変に我慢するよりも自分で納得できるギターを選んだほうが断然良いと僕は思うのです。Fenderだと、この手の色のものってカスタムショップ製でしか見かけたことがありませんので、10万円台で買えるのは僕にとってはとても素晴らしいことでした。

もちろん、音もギター選びには重要なファクターです。そっちについてはまた改めてレビューしますのでお楽しみに。

 

コメント

  1. […] 先日、Crews Maniac Sound製 KTRギター、TL-01の概要、外観をレビューさせていただいたあと、アッシュ製TL-01のサウンドレビュー映像を探してみましたが、どうしても前身のアルダー製のものしかなかったので、宅録で録ってみました。 […]

  2. […] Crews Maniac Sound KTR TL-01については、以前「10万円台のテレキャスモデルなら絶対おすすめ!Crews Maniac Sound KTR TL-01の…」の記事でサンプルサウンドを含めて紹介していますので、ぜひご覧ください。ちなみに、このテレキャスモデルは通称「ルーキー」と何のひねりもない名前で呼んでいます(笑) 今回もピックアップはすべてブリッジポジションで。歪みの方は、音を太くする印象があるOverdrive(DOD 250 Overdrive Preampがモデル)を使用しました。 […]

  3. […] ※アッシュボディのTL-01については、こちらの記事をご参照ください。 […]